理法魚(りほぎょ)男子の役立つブログ🌟

漁村生まれの理系法律男子が「悩んでる人」に役立つ知識を配信するブログです。

何か資格を勉強しようと思っている方へ。税理士試験の簿記論と財務諸表論がかなりオススメです!!

漁村生まれの理系法律系男子『理法漁(りほぎょ)男子』です。

理法漁(りほぎょ)男子の簡単な紹介

僕は、高校の時に、雲の上の存在といえる人と出会い、その人の影響で学校の勉強以外に様々な勉強をしてきました(日本の教育に反対だったので)。大学時代は、専門の化学に加え、経済学、簿記、法律、マネージメント、株、英語等の知識を習得し、理系の大学院卒業後は大手企業でマネージメントに関する業務を遂行してきました。現在は、化学、法律(主に特許法)、英語を使ったグローバルな仕事をしています。

本記事では、特許業界に必須の弁理士試験について簡単に解説した後、これから何か資格を勉強してみようと思っている方へ、税理士試験の必須科目を推奨する理由を解説したいと思います。

弁理士は、試験と実務が別モノ

僕は、特許業界で働いていますが、何か難しい資格を取りたいと思っている学生や社会人の方には弁理士はおすすめしません。というのは、弁理士は試験と実務が全く異なるといっても過言ではないからです。

弁理士の仕事には、特許、実用新案、意匠、商標に関する仕事があり(稀に著作権や不正競争防止法に関する仕事もあります)、多くが特許に関する仕事です。しかし、特許に関する仕事は専門性が問われますので理系にしかできません。文系出身者は、意匠又は商標(商標が多い)の仕事をしています。大手事務所であれば、商標の仕事で稼ぐことができる場合もありますが、商標の仕事は単価が安く、数をこなせない事務所では、売上を伸ばして多くの収入を得ることが難しいです。

このような事情から、弁理士の大半は理系出身者で構成されています。

弁理士試験は、短答式試験→論文式試験(必須科目、選択科目)→口述式試験の順に行われ、特許法、実用新案法、意匠法、商標法、条約、不正競争防止法、著作権法等の法律の知識が問われます。試験の中で、唯一理系の専門知識を問う科目は論文式試験の選択科目のみで、大学院を終了していると免除になります。しかも、民法を選択すれば、理系の専門知識がなくても弁理士になれます(文系の人は民法を選択します)。

上述した通り、特許業界の主な仕事は特許の仕事であり、ほとんど大学や大学院で習得した専門知識を使った仕事であり、試験範囲である法律の知識は特許法や条約の一部しか使いません。そのため、試験と実務は別モノといっても過言ではないのです。

従って、Sランクの弁理士試験に挑戦して、働きながら何年もかけて合格しても実務の才能がなく、使いものにならないというリスクがあることから、弁理士試験はおすすめしません。大手事務所でさえ、低レベルの弁理士が多いのは事実です。

 

税理士試験について

税理士試験は、必須科目が簿記論と財務諸表論、選択必須科目が法人税法と所得税法(2科目のうち、1科目は必須)、選択科目が相続税法;消費税法、酒税法(いずれか1科目しか選択できない);国税徴収法;住民税、事業税法(いずれか1科目しか選択できない);固定資産税が受験でき、必須科目2科目、選択必須科目少なくとも1科目を含め、合計5科目合格すれば、税理士になれます。

税理士試験の長所

上述した弁理士試験や公認会計士試験などは、短答式試験に合格した年から2年間は免除されますが、それ以降は免除が切れ、もう一度、短答式試験を受けなくてはなりません。しかし、税理士試験は、合格した科目は一生免除が切れることはありません。しかも、簿記論や財務諸表論(必須科目)に合格していれば、履歴書に書けますし、会計・財務の専門知識の取得者として評価されるので、税理士事務所、会計事務所、一般企業の経理・財務部門にかなり就職しやすくなります。要するに科目別に資格があるみたいなものですね。だから、今の企業で働き続ける人でも、保険として税理士試験の必須科目を取得しておけば、心にゆとりを持って過ごすことができると思います。また、急にやる気が出たときに、他の3科目を取得すれば、税理士になることができますし、僕は簿記一級を勉強するなら、税理士試験の簿記論や財務諸表論を勉強した方が良いと思います。

税理士試験の注意点

税理士試験は、大卒でも受験できない場合があります。大学を卒業していても、法律学又は経済学の単位を1科目以上取得していなければ、税理士試験を受けることはできません。そのため、特に理系の人は受けれない人がほとんどだと思います。このような人は、他の手段、例えば簿記一級を取得する等の方法がありますが、かなり面倒ですよね。だから、特に理系の方で、将来、税理士の勉強をしてみたいと思っている方は、在学中に株式会社簿記や会計学等の単位を1科目でよいので取得しておくべきです。

ちなみに、簿記論や財務諸表論を合格するレベルで、商学部や経済学部の試験を受けると、授業に出ていなくても、単位を取得できると思います。僕は文系の単位を何科目も取得しましたが、授業は一度も出ず、ノー勉でトップクラスの成績でした(レポートや出席で評価する授業は出ていません)。理系と比べて、こんなに学力が低いんだと、かなりショックを受けたのを覚えています。

 

簿記論と財務諸表論について

簿記論と財務諸表論を勉強すれば、決算書類である「損益計算書」「貸借対照表」や「キャッシュフロー計算書」などの作成及び分析が行える知識が習得できます。この知識を直接仕事に活かすのも良いですが、習得しておくと急に世界が広がった気がします。だって、世の中はほとんど株式会社で構成されているので、決算書類を作成できる知識があれば、これまで見えなかったモノが急に見えるようになることは明らかでしょ。

また、簿記論と財務諸表論は、独学で勉強するとかなり効率が悪いです。そのため、科目別で専門学校の授業を受けることができますので、専門学校に申し込んだ方が効率が良いと思います。忙しい方は通信教育を受けることもできます。

 

何か資格を勉強しようと思っている方に、この記事が参考になれば幸いです。