理法魚(りほぎょ)男子の役立つブログ🌟

漁村生まれの理系法律男子が「悩んでる人」に役立つ知識を配信するブログです。

あなたでも発明はできる。発明と特許をちょー簡単に説明します(2):「あなたでも発明はできる。発明とはなんぞや?」

 

漁村生まれの理系法律系男子です。略して理法漁男子(りほぎょだんし)として活動しています。僕は、化学と知的財産権法(主に特許法)とを専門とする仕事をしています。

 

 今回は、「あなたでも発明はできる。発明と特許をちょー簡単に説明します」シリーズの第2回目です。

第1回では、「日本にとって特許はむちゃくちゃ重要なんです」という小題で話をしました。日本は石油大国と異なり資源がないため、技術自体を活用して国にお金をもたらさなくてはなりません。しかし、技術自体は、目に見えない無形財産であるため、簡単に真似をされてしまうから特許の取得が重要であることを解説しました。

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今回は、「あなたでも発明はできる。発明とはなんぞや??」という小題で話をしたいと思います。理法漁(りほぎょ)男子と、友達のまみとの会話形式で説明します!

発明ってそもそも何なの?

特許法では、発明とは「自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のものをいう」と定義されているんだ。

何それ??意味わからん。

ちょー端的にいうと、発明っていうのは、新たに生み出した思想(考え)のことなんだよ。その思想(考え)が今までになくて、その分野の技術者が容易に思いつかなければ、特許を取得できるのさ。まあ、細かいことをいえば、他にも要件はあるんだけど、その2つの要件が最も重要なんだ。

でも素人がそんなの思いつくわけないでしょ??

確かに、僕の記事「ゴミクズから生まれた大型ビジネス・・・」で解説した、スマートフォンのカメラレンズに用いられているフルオレンや、「身近なモノから学ぶ・・・新たな発明を生み出す発想の転換。物語風に説明します。」で解説した、木工用ボンドや瞬間接着剤は画期的な発明だよ。近年であれば、iPS細胞等の世紀の大発見も発明だしね。でもね、一流企業であっても、画期的な発明は少なく、ほとんどが改良発明なんだ!!

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改良発明って聞いたことあるよ。これまでの発明の問題点を改善した発明のことでしょ。

よく知っていたね。企業の発明のほとんどが改良発明であることは何を示唆しているかわかるかな?

理法漁男子のブログ読んでるからだいたいわかるわよ。これまでの製品の問題点を改善すれば、私でも発明を生み出すことができるということでしょ。そのためには、理法漁男子のいう観察、分析、判断の思考回路による問題解決能力を習得すればいいということだよね?

さすが頭いいな。その通りだよ。例えば、学生時代画鋲をよく使ったと思うけど、画鋲って危なくなかった?たまに床に落ちてたよな。僕なんか、体育館シューズ履かずに体育館の舞台から飛び降りたら、着地する瞬間踏んで足に刺さって激痛が走ったこと今でも鮮明に覚えているしな(笑)。それに、画鋲って先端部が薄い円柱状だから、外すとき大変だったよな。

そのエピソード想像するだけで痛すぎるよ(笑)。画鋲に関しては、みんながその問題点に気づいてたと思うよ。

実はこの問題を解決して特許になった画鋲があるんだ。KOKUYOのプニョプニョピンという製品知ってるかな??

見たことあるし、使ったことあるよ。刺すときだけ針が飛び出て、抜いたら針がカバーの内側に入るんだよね。しかも、落ちても針が上を向かないからちょー安全なんでしょ。確か、先端部が持ちやすい構造になってたから簡単に抜くこともできるんだよね。

パーフェクトだね。これまでの画鋲の問題点が解決された改良発明なんだよ。しかも、これが特許になった時はもっと近い構造の画鋲があったはずなんだ。それでも、その思想(考え)が今までになくて、その分野の技術者が容易に思いつかないことが認められたから特許になっているんだ。この画鋲の例からわかるように、まみも今までにない思想(考え)で問題を解決できれば、発明を生み出すチャンスがあるんだよ。普段の生活の中でも発明は生み出せるんだ。

なんかテンション上がってきたわ(笑)。私でも発明者になれるチャンスがあるなんて、何だか発明の印象良い意味で変わった。色んなこと知ることって面白いね。

発明や特許は、世間一般に難しい、理解できないと思われているかもしれないけど、知ってみるとまみの言う通り、面白いところがいっぱいあるんだ。

このテーマの第3回以降では、「全ての業種に通じる仕事術・・・仕事ができる人になるためのノウハウ(1)~(5)」で解説した観察、分析、判断の思考練習に加え、発明や特許、弁理士の仕事等についてちょー簡単に解説したいと思います。