理法魚(りほぎょ)男子の役立つブログ🌟

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あなたでも発明はできる。発明と特許をちょー簡単に説明します(1):「日本にとって特許がむちゃくちゃ重要なんです」

僕は漁村生まれの理系法律系男子です。

略して理法漁男子(りほぎょだんし)として活動しています。

ざっくり紹介すると、大学院で化学的視点から生命現象を明らかにする研究を行い、今は知的財産権法(主に特許法)を専門として仕事をしています。特許を専門とする前は、大手企業でマネージメントや経営学を学んで、実際にマネージメントを行った経験から、様々な考え方を習得しました。

 

さて、今回は、「あなたでも発明はできる。発明と特許をちょー簡単に説明します(1)」というテーマで記事を書きました。

みなさんに発明や特許のことを少しでも知ってほしいと思い、すぐに読める字数内で、このテーマの記事を更新していきたいと思います。もちろん、これ以外の記事も配信させていただきますので、よろしくお願いします。

 

第1回目は、「日本にとって特許がむちゃくちゃ重要なんです」という小題で話をしたいと思います。

発明や特許と聞くと、難しい、わからないと思う方が多いのではないでしょうか。

残念ながら、特許をはじめとする知的財産の専門家である弁理士は、かなり重要な仕事をしているにもかかわらず、一般に知られていません。

 

なぜ、特許が重要だと思いますか?

日本にとっては、むちゃくちゃ重要なんです。

 

例えば、サウジアラビア等の石油大国は資源がありますから、石油を売ったらお金が入り、国は潤いますよね。

これに対して、日本は石油大国と違い、資源がありません。その代わり、日本人は頭が良い民族であるため、技術が急速に発達し、今や世界トップクラスの技術力を誇ります。そのため、その技術を守りつつ、活用することで国にお金をもたらすができます。結果として日本の経済が潤います。

 

しかし、石油等の資源は形がある資産、すなわち、有形財産であるため、実際に存在するものを取ってこなくてはならないから、真似をすることができません。

 

これに対して、技術自体は、形がない資産、すなわち、無形財産であるため、いくらでも真似をすることができます。

 

そこで、その技術(発明)に対して、日本や世界各国で特許を取得することで、20年間その発明を独占することができ、誰も真似をすることができなくなるのです。

例えば、ガンを治す画期的な薬を開発して特許を取れば、その会社しかその薬を作ることができず、その薬で多額の利益を得ることができます。しかも、その技術を使いたい人がいれば、使用してもよいけど、例えば売上の〇%を払ってね!という契約を結ぶことができるのです。

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このように、石油等の有形財産であれば、特許なんて取得しなくても真似されることがありませんが、技術(発明)は、目に見えない無形財産であり、いつでも真似をすることができるため、特許を取得する必要があるのです

 

もっと具体的に説明すると、上記の通り、ガンが治る画期的な薬を開発したとします。その薬で特許を取得しなければ、誰もがその技術を使うことができ、開発にかかった多額の費用すら回収することができず、その会社は世紀の大発見をしたにもかかわらず、倒産します。しかし、世界各国で特許を取得していれば、20年間その薬の製造販売を独占することができ、多額の利益を得れるため、その企業は巨大企業に成長します。

 

資源がない日本において特許がちょー重要な理由を少しでもかって頂けたでしょうか。

 

次は、「あなたでも発明はできる。発明と特許をちょー簡単に説明します(2)」で特許や発明のことをさらに解説します。