理法魚(りほぎょ)男子の役立つブログ🌟

漁村生まれの理系法律男子が「悩んでる人」に役立つ知識を配信するブログです。

ゴミクズから生まれた大型ビジネス・・・

僕は漁村生まれの理系法律系男子です。

漁村で生まれ、じいちゃんは漁師になることを望んだ中、

理系法律系男子、

すなわち、理法漁男子(りほぎょだんし)になってしまいました( ´∀` )

現在は、化学、法律、英語を使った仕事をしています。

 

今回は、「ゴミクズから生まれた大型ビジネス」というテーマです。

 

みなさん、フルオレンという物質をご存知でしょうか。

おそらく、化学に精通していないと知らない物質だと思います。

フルオレンは、スマホのカメラレンズの原料として使用されている物質です。

現在の高性能なカメラには欠かせない高屈折率や高耐熱性等の光学特性に優れたレンズを作り出すことができるちょーーー有用な物質です!!

 

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技術的なことはさておき、、。

 

このフルオレンを使った樹脂に関する特許を数えきれないほど保有している会社が、

なんと、大阪ガスの子会社である大阪ガスケミカルなんです!!!

ガス会社??なぜ、ガス会社がスマホのカメラレンズを開発しているの??

関係ないやんけーーー!

って思いませんか??僕もそう思いました。

 

実は、ちょーーーお宝、フルオレン は、石炭からガスを生成する際の副生成物であるコールタール、ガス会社からするとゴミクズの中から発見されたのです。

何と~~( ゚Д゚)

ゴミクズから大量のダイヤモンドの原石を発見したなんて、面白くないですか??

どこに大型ビジネスのチャンスが潜んでるのかわからないですね!

 

さらに、もっと凄いことがあるんです。

 

大阪ガスケミカルはフルオレンを応用してもっと凄いものを作っちゃったんです。400名ぐらいの企業なのに凄すぎる!!

 

開発したものは、フルオレンとセルロースとを組み合わせた「フルオレンセルロース」です。

文系の方はなんじゃこりゃ!!と思われるかもしれませんが、

セルロースは紙の主成分です。紙の主成分であるセルロースをむちゃくちゃ細かくして、ナノオーダーのセルロースファイバーを作り、そのセルロースファイバーとフルオレンとを反応させて作ったのが、「フルオレンセルロース」なのです。

どこが凄いかというと、

フルオレンセルロースは、鉄の5倍も強いのに、軽さは鉄の5分の1なのです!!

 

みなさんもうお分かりですよね??

そう!例えば、この材料で飛行機を作ったら、ちょーーー軽量にできるんです。燃料をちょー削減できるし、しかも強すぎる( ゚Д゚)

まだまだあります!!!

しかもしかも、セルロースは紙の主成分だから、植物由来の繊維ですよ。自然界に存在するものだから、いらなくなっても環境負荷が少ないのです!!

 

将来、色んなものに、フルオレンを使った樹脂が使われ、みんなの生活を豊かにしてくれることを期待しましょう。

もしかすると、みなさんの近くにあるゴミクズからも大型ビジネスが生まれるかもしれませんね。