理法魚(りほぎょ)男子の役立つブログ🌟

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全ての業種に通じる仕事術・・・仕事ができる人になるためのノウハウ(4)

僕は漁村生まれの理系法律男子、すなわち、理法漁(りほぎょ)男子です。

 

今回は、「全ての業種に通じる仕事術・・・仕事ができる人になるためのノウハウ(3)」続編(4)です。

 

(1)をおさらいすると、

どの業種であれ、仕事のできる人は、

①問題解決能力

②創造力

に優れており、

問題解決する際には、

観察→分析→判断(改善案)の順に

自然と考えていることを解説しました。

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(2)では、観察について説明し、

観察とは、問題点を発見することであり、

問題点を挙げるときに、いかに細かく観察して真の問題点を導き出せるかどうかが、適切な改善案を導き出すための鍵となることを解説しました。

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 (3)では、分析について説明し、

分析とは、観察で発見した問題点がなぜ生じているのか、その原因(理由)を導き出すことであり、

分析する際には、その原因を推定し、実際に調査した上で、原因を確定するという順に考えることが重要であることを解説しました。

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今回は、判断(改善案)について説明します。

判断とは、分析で確定した原因を基に、その原因を解決するための改善案を導き出すことです。

 

全ての業種に通じる仕事術・・・仕事ができる人になるためのノウハウ(2)と(3)で用いた事例を基に、判断を解説します。

 

その事例は、開業したけれど商品が売れず、業績が最悪という例です。

 

(2)及び(3)で説明した内容をまとめると、

観察(問題点を発見すること)

「商品Aの価格が〇〇円高い」

分析

(推定、原因を予測すること)

・商品Aの原材料コストが高くないか

・商品Aの製造コストが高くないか

・シリーズものであれば、商品Aの開発コストが高くないか

・商品Aに、消費者が使わない複数の機能がついており、その機能を付加するためにコストが生じていないか。

 

(確定、調査して原因を確定すること)

消費者が使わない機能が商品Aに複数付加されており、

その機能を付加するために無駄なコストが生じている。

 

次に、判断です。

分析で確定した分析結果を基に、

その原因を解決するための改善案を導き出します。

 

上記事例では、分析により、

「商品Aの価格が〇〇円高い」という問題点を生じさせる原因は、

商品Aに、消費者が使わない機能が複数付加されており、その機能を付加するために無駄なコストが生じていることだと判明しました。

 

イメージが付きやすいので、

商品Aがテレビだとしましょう。

自分が販売するテレビが、売れず業績が最悪という事例です。

 

観察(問題点を発見すること)により、

「テレビの価格が、他社の同レベルのテレビと比べ、10000円高い」

という問題点を導き出しました。

 

分析(推定→確定)により、

「テレビに消費者がほとんど使わない機能が2つ付いており、その機能を付けるために費用がかかり、価格が15000円高くなっている」

という原因を導き出しました。

 

この原因を解決するためには、

「消費者が使わない2つの機能を付加しない」という

改善案が導き出せます。

2つの機能を付加しなければ、15000円価格を下げることができるため、他社よりも5000円安くなり、売上を飛躍的に伸ばすことができるかもしれません。

 

 

このように、観察→分析→判断の順に考えることで、

 

元々の「業績が最悪なこと」から、

「商品Aの消費者が使わない2つの機能を付加しない」という1つの改善案を導き出すことができました。

 

上記事例では、分析で得た原因を基に、判断で改善案を導き出すことが容易な例を挙げましたが、分析から判断の過程が難しい例も多く出てきます。

 

例えば、製薬会社で医薬品に用いられる化合物Cを合成したいとします。

しかし、化合物C(化合物A+化合物B→化合物C)が合成できません。

観察した結果、

反応過程で、化合物Aが分解しているという問題点を見出しました。

 

分析した結果、

200℃以上の高温下で反応させていることが原因だということが判明しました。

(※高温下で反応させると安定性が悪い物質は分解することがあります)

 

ここからが、判断です。

200℃以上の高温下で反応させると分解するのであれば、

低温下で反応させればよいと誰でもわかりますよね。

先ほどの事例では、これで解決できました(2つの機能が価格を上げているから、2つの機能を付けない)。

しかし、さらなる問題が生じます。

化合物Aと化合物Bは、低温下では反応しません。

 

その場合、さらに分析判断を行います。

分析した結果、

化合物Aの水素原子が高温下で外れて化合物AとBの反応は起こるが、

低温下では、その水素原子が外れないことが判明しました。

 

ここから判断です。

反応の際に、化合物Aの水素原子を外すことができる触媒を加えるという改善案が導き出せました。

そのような触媒を加えることで、低温下でも化合物Aの水素原子が外れ、分解することなく化合物AとBが反応して化合物Cを合成することができます。

 

このように、分析→判断の過程で、新たな問題点が生じた場合は、

観察、分析、判断を繰り返せば、改善案を導き出すことができるのです。 

 

仕事のできる人、すなわち、問題解決能力に優れている人は、観察→分析→判断の思考回路に優れ、適切な改善案を導き出すことができる人です。

 

これは、僕もそうだったように、

繰り返すことで鍛えられる能力です。

 

観察→分析→判断が適格にかつスムーズにできるようになれば、

どんな業種であっても、仕事ができる人になれると思います。